はぴまま企画のはじまり

2014年08月13日


4月から準備して、自分でも保護者サポートの団体「はぴまま企画」を立ち上げました。ネットで見ていると、県外には結構あるのに、香川県にはそういう活動が少ないなぁ…と以前から思っていたので。

障害のある子を育てる大変さは、きっと今も昔も変わらないと思うんです。いや、情報や相談先や福祉サービスが整ってきているので、昔より楽になっている面はあるかもしれないです。

でも親子を取り巻く環境が、劇的に変わりましたよね。普通の子供さんを育てるのでも周りに気を使って窮屈な思いをしなければならない。子供だからって大らかに温かい目で見てくれない環境です。そんな中でハンデのある子の子育てをしているお母さんたちの辛さやしんどさは想像に余りあるものがあります。

ハンデのある子の子育ては、まず障害があることを知ってショック状態になる所から大変です。なんで?どうして?ってグルグル考えてしまいますよね…周りに気兼ねして生活したり、学校生活でうまくいかないことを必死で調節したり、生活の習慣を教えるのでもあの手この手で、普通の子の何十倍もの努力が必要です。お母さんたち張り詰めているんですよね…自分もそうでしたもん。

うちの子が小学校を卒業する時、自分でもビックリしました。式の最初から最後まで涙が止まらないんです。ほとんどのお母さんは泣いてないんですよ(笑)

支援学校に進学したら、ちゃんとした支援を受けられる。もう私が頑張らなくていいんや…と思ったら気が抜けて涙が止まらなくなったんですね。

小学校の先生がちゃんと見てくれなかったとかそういうんじゃないんですよ。ただ、普通校であの子が困らないようにするためには、先生によくみていただいたし、子供も頑張ったけど、6年間神経張り詰めてサポートしていた自分がいたんですね。

毎日のことなので、自分がこんなに張り詰めていたことに気づいてもいなかったけど、終わった時に初めて「もう頑張らなくていいんや」って感情が溢れてきたんです。

こういう気持ちに寄り添うサポートがあってもいいんじゃないかな…って思ったのが始まりでした。





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